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C1212 [蒸気機関車]

こんばんは、berg-montagneです。

8月の終わりごろからうちの会社のシステムが不調になり、それのお守りで手いっぱいになり10月初めまで時間が取れませんでした。やっとこさ、と思ったら、今度は風邪をひいたり、足を痛めたりで、気が付けば11月も、もう終わりではないですか。久しぶりの更新です。


さてさて、言い訳は置いといて・・・。日本型蒸気機関車の第3弾は、C12型です。
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これは、昨年、C11381・C1023と続けてデジタル化して、「次はC10C12型で3線化・mfx化やね」とMAIDOさんと話していて、探していたものです。

今年の2月、まあるい電車のおなごり乗車を兼ねてお江戸に出かけた際、銀座4丁目のレモン社の中古鉄道模型のお店で見つけたものです。何気なく寄ったらショーケースの中に鎮座していたので、「そうかぁ!今日はこれに呼ばれたのかぁ!」と思い、「いま逃したら後で手に入るかワカランから!」と、即決、購入したものです。
C12167.jpg
購入時のC12、キャブにモーターが見えている。

C12型は先のC10型・C11型と比べて、少し小型のタンク機関車です。軸配置も、1C2ではなく、1C1です。3線化するためには、シューを取り付ける必要があります。デコーダーやスピーカーはどうにか入るだろうと思いましたが、シューを取り付けるスペースは、ギヤと干渉して一見、無いように見えます。

「ま、どないかなるやろう。」
そんな安易な軽い気持ちで、帰阪、MAIDOさんに見てもらいました。

MAIDOさんいわく、
「シューを取り付けるスペースを確保するために、第2動輪にあるギヤを第1動輪に移設しようと思うけど、ええか?」
どこまでできるか、どうなるのか、3線化・mfx化した結果を見てみたい私は、
「お任せします。」
と、改造をお願いしました。

C12型の改造は、かなり大変だったようです。ロッドを外して動輪をばらし、第2動輪の軸にあるギアを外して第1動輪の軸にはめ直し、再び足回りを組み立てます。この時、左右動輪の位相(右側が90度前になる)に注意しないと、ギクシャクしてうまく走りません。
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駆動輪を第1動輪に移設
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シューの取り付け位置

また、ポイントなどで脱線しにくいように、先輪・従輪はメルクリンのものと交換しています。日本型の車輪は、アメリカ型と同じくフランジが低いので、メルクリンなどヨーロッパ型の各メーカーの線路上では、ポイント通過時に脱線しやすいのです。

そのほかは、先のC11型・C10型と大体同じです。煙室部にあるウエイトは、発煙装置を入れる部分を削って、その分サイドタンク内に補重しています。
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発煙装置を組み込んだので、煙突が未塗装
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煙室内部、発煙装置が見える

ESUのM4デコーダーはキャブの屋根裏に搭載、スピーカーは炭庫下部に収めています。音は、C11型と同じくESUのBR64型の音をもとに、汽笛やブレーキ音などを編集して書き込んでいます。
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MS2で認識した状態

購入したときはC12167だったのですが、改造して出場する際に、C1212に改番しました。
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炭庫側も点灯します

改造は4月中旬に完了、Cトラック関西などの運転会で走らせていたのですが、8月初旬に転落事故を起こし、現在は、MAIDOさんのところで修理中です。
日本型の場合、3線化にはちょっと無理が出ますが、それでも音がして煙を出して走っている蒸気機関車を眺めていることは、とても楽しいものです。

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