白いCIWL

みなさん、こんばんは。berg-montagneです。

この前、赤いCIWLを紹介しましたが、その関連のブログ記事に関して、白いものもあるよと、コメントを書いていたときのこと。
そういえばその白いCIWLのモデルも持っていたなぁ、と思い出し、あちこち探して見つけてきました。

それが、このモデルです。

Rivarossi 2952 Egypt


コンパートメント側




通路側




実際のエジプト仕様の寝台車は、S1形を基に製造されています。
先日、Akiraさんがブログで紹介されていたCIWL車両のPDFファイルの中に、その車両の写真があります。
http://ec64.pagesperso-orange.fr/IDR%2064%20CIWL.PDF

しかし、RivarossiにはS1形のモデルがないので、Lx形を代用して白く塗装してエジプト仕様に仕立て上げたものと思われます。

ちゃんとしたS1形のエジプト仕様（エポック2）は、L.S.Modelsから3両セットで発売が予定されています。
L.S.Modelsからは、CIWL寝台車の各形式を時代ごとにラインナップして発売する予定がアナウンスされており、実際にF形、S2形、Y形などの一部のセット、もしくは単品がすでに発売されています。
http://www.lsmodels.com/Pages/General_F/Cadres_General_F/production.php?lang=F&compagnie=CIWL

発売されるのを楽しみにしているのですが、これを牽引する機関車や編成を組むための他の車両はどうしましょう。

コメント 4

こんにちは、berg-montagneさん。

CIWLのエジプト向け客車は、紺色やツートンとは違った美しさが魅力的ですよね。実際のS1形に比べてLx寝台車は出入口扉の楕円窓が大きな違いなんですが、実車がこれだったらと思ってしまうくらい美しいです。
LS.Modellsのエジプト仕様を早く見てみたいものです。
by Akira (2013-09-12 10:07) 

こんばんは、Akiraさん。

Rivarossiのエジプト仕様のモデルを改めて撮影してみて、意外とその雰囲気が出ているのに気が付きました。
当時としては精一杯のことだったんですね。

今思い出したのですが、映画『オリエント急行殺人事件』はLx形で撮影されていますが、原作である英語のペーパーバック版や日本語の文庫版では、S2形の図面（窓配置がおかしいのですが）が載っています。
アガサ・クリスティーは、よく利用したS2形を舞台にして小説を書いたんでしょうね。

そんなことを思うと、夢の世界が広がっていきます。

by berg-montagne (2013-09-13 02:33) 

エジプトではどんな編成で走ってたんでしょ～
一両、もしくは数両で
欧州側に乗り入れたりもしてたんでしょうかね。
by しげやん (2013-10-20 11:33) 

もう、これはほとんど私の想像でしかないのですが、エジプトは昔からローマやフランスなど欧州諸国と結びつきの多い国だったので、たぶん、フランス製や、イタリア製の蒸機に牽引され、ヨーロッパから来た貴族、王侯を楽しませたのでしょう。
ヨーロッパ乗り入れは路線がつながっていないし、船で航送する、というのも海の距離からしても無理、とおもわれます。何しろ地中海も結構荒れることが多いからです。それより私が気になるのはあの５０度にもなる夏の酷暑のさなか、冷房はどうしてたんでしょう。
by klaviermusik-koba (2013-11-06 12:14)